帯状疱疹が増えてます

最近、帯状疱疹が増えているそうです。

人ごとの様に思うかもしれませんが、

一生のうち3人に1人がかかります

 

しかも、ほとんどの人が帯状疱疹のウイルスを既に持っています。

だから、人ごとではないですよ。

 

帯状疱疹とはウイルスで発症する病気です。

子供のころに水疱瘡(みずぼうそう)にかかり、そのウイルスが体内に残っています。

疲労や過労などで免疫が弱るとウイルスが神経に沿って広がっていき、皮膚に発疹が出て痛くなります。

昔は帯草といって、”体を一周したら死ぬ”と言われていました。

実際には、そんな事無いですが、それくらい痛いそうです。

 

それが何故、今増えているのか?

原因は不明だそうですが、反ワクチンの人たちは

「ワクチンで免疫が弱ったからだ」

と言ってます。

確かにワクチン接種後に帯状疱疹が発症する例は確認されています。

でも、ワクチン未接種の人にも増えています。

個人的には、マスクや消毒で菌・ウイルスに接触する機会が減って、免疫が鍛えられていないのでは?

とも思います。

 

原因はさておき、対処方法です。

対処が遅れると後遺症が残ります。

だから早期治療が必須です。

◎症状

皮膚がピリピリします。その後、発疹など皮膚症状が出ます。

出たら、すぐに皮膚科を受診して抗ウイルス薬をもらって下さい。

様子を見たり市販薬で対応したらダメです。

3日以内の病院治療が大切です。

ピリピリして発疹 → 即病院です!

 

◎予防

そしてもっと大切なのは免疫を上げて予防する事です。

栄養、睡眠、ストレス対策、血流改善など免疫に影響します。

これはコロナ対策にも通じますね。

50歳以上は帯状疱疹の予防接種が受けられます。

 

今、世界的に子供に原因不明の肝炎が発症しています。

これも一説には免疫低下とも言われています。

免疫、大切ですね。

 

◎感染

基本的には水疱瘡(みずぼうそう)にかかった人は既にウイルスを持っているので人に感染する事はありません。

帯状疱疹の人が近くにいても怖がることはありません。

また、一度発症した人は免疫ができるので再発もありません。

ただ、極度に体が弱ったり高齢などで免疫が低下すると稀に再発もあります。

 

健康快復センター江南
藤田道治